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武夷山(ウイシャン)
武夷山(ウイシャン)は中華人民共和国(中国)の福建省崇安県の西北部、上海からは南西に500kmほどのところに位置する約60平方キロメートルほどの地区で、1999年にユネスコの世界遺産(複合遺産)に登録された中国最大の面積を誇る世界遺産です。
「丹霞地貌」を特色とする名高い景勝地である武夷山(ウイシャン)は四方を渓谷に囲まれており赤石層は約1兆年に渡り川の流れに洗い流された結果、奇岩、奇峰、怪石、峡谷、渓流、赤色砂岩の絶壁の風景を造りだしました。
西部は標高1000メートル以上の山々が120峰以上も連なり、深さ500〜1000メートルの渓谷が数十も存在しており、同緯度地域では世界最大の中央アジア熱帯林が広がっている希少種や絶滅のおそれのある種を含む動植物の生息地ともなっています。
武夷山(ウイシャン)における第一の名勝地は九曲渓で、青く清らかな清流と奇岩の連なる景色が続く10キロメートルほどの距離を約2時間にわたっての川下りは観光スポットとしても人気があります。
大王峰、玉女峰、天遊峰、接筍峰、小桃源、水廉洞、流香洞、一線天、白雲岩、双獅戯球(マリとたわむれる二匹のライオン)、霊芝石、童子拝観音(観音菩薩を拝するわらべ)、水亀石、天柱峰、更衣台、玉女峰など36もの峰の美しい景色を楽しめます。
また古代の越族が絶壁の上に安置された「船棺」葬棺、宋代の朱熹が創立した紫陽書院、元代の御茶園、歴代の摩崖石刻などもあり、歴史ある仏教寺院も多く存在しています。武夷山(ウイシャン)の気候は温暖で霧が多く湿度が高いためにお茶の名産地としても有名です。
中でも国家の中枢部の他は、ほんの一部の人しか味わえないと言われている大紅袍(ダーホンバォ)は世界で3株しかないお茶の木から採れるウーロン茶の皇帝と呼ばれているものです。
武夷山(ウイシャン) Mount Wuyi 所在国:中国(中華人民共和国) 世界遺産登録年数:1999年 世界遺産の種類:複合遺産 |
武夷山(ウイシャン)は中華人民共和国(中国)の福建省崇安県の西北部、上海からは南西に500kmほどのところに位置する約60平方キロメートルほどの地区で、1999年にユネスコの世界遺産(複合遺産)に登録された中国最大の面積を誇る世界遺産です。
「丹霞地貌」を特色とする名高い景勝地である武夷山(ウイシャン)は四方を渓谷に囲まれており赤石層は約1兆年に渡り川の流れに洗い流された結果、奇岩、奇峰、怪石、峡谷、渓流、赤色砂岩の絶壁の風景を造りだしました。
西部は標高1000メートル以上の山々が120峰以上も連なり、深さ500〜1000メートルの渓谷が数十も存在しており、同緯度地域では世界最大の中央アジア熱帯林が広がっている希少種や絶滅のおそれのある種を含む動植物の生息地ともなっています。
武夷山(ウイシャン)における第一の名勝地は九曲渓で、青く清らかな清流と奇岩の連なる景色が続く10キロメートルほどの距離を約2時間にわたっての川下りは観光スポットとしても人気があります。
大王峰、玉女峰、天遊峰、接筍峰、小桃源、水廉洞、流香洞、一線天、白雲岩、双獅戯球(マリとたわむれる二匹のライオン)、霊芝石、童子拝観音(観音菩薩を拝するわらべ)、水亀石、天柱峰、更衣台、玉女峰など36もの峰の美しい景色を楽しめます。
また古代の越族が絶壁の上に安置された「船棺」葬棺、宋代の朱熹が創立した紫陽書院、元代の御茶園、歴代の摩崖石刻などもあり、歴史ある仏教寺院も多く存在しています。武夷山(ウイシャン)の気候は温暖で霧が多く湿度が高いためにお茶の名産地としても有名です。
中でも国家の中枢部の他は、ほんの一部の人しか味わえないと言われている大紅袍(ダーホンバォ)は世界で3株しかないお茶の木から採れるウーロン茶の皇帝と呼ばれているものです。
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パハルプールの仏教寺院遺跡群
パハールプールの仏教寺院遺跡群とは、バングラデシュ人民共和国のラジシャヒ管区にある仏教寺院のあとのことです。
パハールプールではパーラ王朝の支配を受けたが、8世紀半ばから3仏教が大いに栄え、仏教寺院が多数建設されました。
パハルプール仏教遺跡群の中で一番巨大なものはソーマプラ僧院で、中心には十字型の巨大な詞堂が立ち、その詞堂を取り囲むように僧院や台座、仏舎利塔などが330m四方の敷地に建てられています。
177の僧院を持ち、1000人もの僧を収容できたといわれています。
その規模はアジア大陸でも最大であるとされ、単独の仏教僧院としては世界最大のものでした。
このような背景もありパハルプールはベンガル地方の仏教の中心として発展していきました。
巡礼者は17世紀まで続きました。
さらに、その建築様式は、現在のミャンマーにあるパガン、インドネシアにあるプランバナンのロロ・ジョングラン寺院、カンボジアのアンコール・ワットにも大いに影響を与えたとされています。
現在では、ソーマプラ僧院跡には丘のような詞堂の跡、レンガでできた僧院の基台などが残されているのみです。
しっかりとした遺跡の管理保全がなされていないため劣化が進んでおり、1985年にはパハルプールの仏教寺院遺跡群を危機リストに記載する事を考慮されたこともありました。
パハルプールの仏教寺院遺跡群 Ruins of the Buddhist Vihara at Paharpur 所在国:バングラデシュ 世界遺産登録:1985年 種類:文化遺産 |
パハールプールの仏教寺院遺跡群とは、バングラデシュ人民共和国のラジシャヒ管区にある仏教寺院のあとのことです。
パハールプールではパーラ王朝の支配を受けたが、8世紀半ばから3仏教が大いに栄え、仏教寺院が多数建設されました。
パハルプール仏教遺跡群の中で一番巨大なものはソーマプラ僧院で、中心には十字型の巨大な詞堂が立ち、その詞堂を取り囲むように僧院や台座、仏舎利塔などが330m四方の敷地に建てられています。
177の僧院を持ち、1000人もの僧を収容できたといわれています。
その規模はアジア大陸でも最大であるとされ、単独の仏教僧院としては世界最大のものでした。
このような背景もありパハルプールはベンガル地方の仏教の中心として発展していきました。
巡礼者は17世紀まで続きました。
さらに、その建築様式は、現在のミャンマーにあるパガン、インドネシアにあるプランバナンのロロ・ジョングラン寺院、カンボジアのアンコール・ワットにも大いに影響を与えたとされています。
現在では、ソーマプラ僧院跡には丘のような詞堂の跡、レンガでできた僧院の基台などが残されているのみです。
しっかりとした遺跡の管理保全がなされていないため劣化が進んでおり、1985年にはパハルプールの仏教寺院遺跡群を危機リストに記載する事を考慮されたこともありました。
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バット、アル-フトゥム、アル-アインの古代遺跡群
バット、アル-フトゥム、アル-アインの古代遺跡群とは、オマーン北部に位置するアフダル山地に点在している、青銅器時代の集落跡のことです。
銅の産出で栄えた紀元前2500年頃に、謎の民族のマガン国のものと推測されていますが、詳細は今のところ不明です。
塔や住居など、建造物の多くは、ほとんど加工が施されていない扁平な石を積み上げただけのものです。
バット、アル-フトゥム、アル-アインの古代遺跡群のあるアル・ダヒラ地方 一帯には様々な形態の墓が残っており、当時の埋葬習慣を伝える大変貴重な史料になっています。
バット、アル・フトゥム、アル・アインの各村の考古遺跡は世界遺産に登録されています。
実際に足を運んでみますと、バット遺跡はフェンスで囲われていて、入り口は南京錠で閉ざされています。
入り口に立つ看板には、「考古学的に重要なため、石ころ一つ持ち帰ってはならない!」というようなことがしっかりと書かれています。
遺跡の建造物は、中には大きな石積みもありますが、多くは、小さいか、あるいは崩れてしまって小さくなっているものが多いです。
バット遺跡はとにかく広大です。
炎天下、一日で全部回るのは不可能だと思います。
バット、アル-フトゥム、アル-アインの古代遺跡群 Archaeological Sites of Bat, Al-Khutm and Al-Ayn 所在国:オマーン国 世界遺産登録:1988年 種類:文化遺産 |
バット、アル-フトゥム、アル-アインの古代遺跡群とは、オマーン北部に位置するアフダル山地に点在している、青銅器時代の集落跡のことです。
銅の産出で栄えた紀元前2500年頃に、謎の民族のマガン国のものと推測されていますが、詳細は今のところ不明です。
塔や住居など、建造物の多くは、ほとんど加工が施されていない扁平な石を積み上げただけのものです。
バット、アル-フトゥム、アル-アインの古代遺跡群のあるアル・ダヒラ地方 一帯には様々な形態の墓が残っており、当時の埋葬習慣を伝える大変貴重な史料になっています。
バット、アル・フトゥム、アル・アインの各村の考古遺跡は世界遺産に登録されています。
実際に足を運んでみますと、バット遺跡はフェンスで囲われていて、入り口は南京錠で閉ざされています。
入り口に立つ看板には、「考古学的に重要なため、石ころ一つ持ち帰ってはならない!」というようなことがしっかりと書かれています。
遺跡の建造物は、中には大きな石積みもありますが、多くは、小さいか、あるいは崩れてしまって小さくなっているものが多いです。
バット遺跡はとにかく広大です。
炎天下、一日で全部回るのは不可能だと思います。