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アーグラ城塞
アーグラ城塞はインドのウッタル・プラデーシュ州に属する最大の都市アーグラにあり、デリーの南東約180キロメートル、ジャイプルの東約220キロメートル、ラクナウーから西に約300キロメートルに位置する赤砂岩の城塞で、1983年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
アーグラ城塞はムガル帝国というイスラム王朝の第3皇帝アクバルが1565年から1573年にかけてもともとアーグラを支配していたローディ王朝が築いた城を大々的に改築した城塞で、後に造られたデリー城と同じく 「赤い城」と呼ばれています。
赤砂岩で囲まれた城塞の中には宮殿などさまざまな建築物が建てられ、有名な建築物としてタージ・マハルの建設を命じたシャー・ジャハーンが7年間幽閉されていた囚われの塔(ムサンマン・ブルジュ)と呼ばれる白大理石の装飾が美しい八角形の塔や、4代皇帝ジャハーンギールの為に1570年に建てられた精密な彫刻が施されたジャハーンギール宮殿、大理石で造られたモスクなどがあります。
アーグラ城塞は第6代皇帝アウラングゼーブ・アーラムギルまでの間、代々皇帝の居城として使われており、背後の東面に約2.5キロメートルに渡ってヤムナー川に面しており、天然の要塞・城塞となっています。
アーグラ城塞 Agra Fort 所在国:インド 世界遺産登録年数:1983年 世界遺産の種類:文化遺産 |
アーグラ城塞はインドのウッタル・プラデーシュ州に属する最大の都市アーグラにあり、デリーの南東約180キロメートル、ジャイプルの東約220キロメートル、ラクナウーから西に約300キロメートルに位置する赤砂岩の城塞で、1983年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
アーグラ城塞はムガル帝国というイスラム王朝の第3皇帝アクバルが1565年から1573年にかけてもともとアーグラを支配していたローディ王朝が築いた城を大々的に改築した城塞で、後に造られたデリー城と同じく 「赤い城」と呼ばれています。
赤砂岩で囲まれた城塞の中には宮殿などさまざまな建築物が建てられ、有名な建築物としてタージ・マハルの建設を命じたシャー・ジャハーンが7年間幽閉されていた囚われの塔(ムサンマン・ブルジュ)と呼ばれる白大理石の装飾が美しい八角形の塔や、4代皇帝ジャハーンギールの為に1570年に建てられた精密な彫刻が施されたジャハーンギール宮殿、大理石で造られたモスクなどがあります。
アーグラ城塞は第6代皇帝アウラングゼーブ・アーラムギルまでの間、代々皇帝の居城として使われており、背後の東面に約2.5キロメートルに渡ってヤムナー川に面しており、天然の要塞・城塞となっています。
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雲南(ユナン)三江併流の保護地域群
雲南(ユナン)三江併流の保護地域群は中国(中華人民共和国)の雲南省北部のデチェン蔵族自治州、怒江リス族自治州を平行に流れている約170万ヘクタールの地域で、チベット高原に源流を持つ3つの大河である金沙江(長江上流部)、瀾滄江(メコン川上流部)、怒江(サルウィン川上流部)が合流しているところで、2003年にユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されました。
三江併流とはすなわち3つの川(三江)が合流している(併流)という意味の言葉で、3つの川は平行に険しい渓谷に沿って北から南に流れています。
それぞれの川の間には6000メートルを越す氷河に覆われた高峰により分けられており、地域内の気候の多様性から動植物層が非常に豊富です。
動物種791種のうち中国固有の種が198種、植物は中国固有種の2700種を含む約6000種が生息していると言われています。
また民族的にも多くの少数民族が居住していることでも知られています
雲南(ユナン)三江併流の保護地域群 Three Parallel Rivers of Yunnan Protected Areas 所在国:中国(中華人民共和国) 世界遺産登録年数:2003年 世界遺産の種類:自然遺産 |
雲南(ユナン)三江併流の保護地域群は中国(中華人民共和国)の雲南省北部のデチェン蔵族自治州、怒江リス族自治州を平行に流れている約170万ヘクタールの地域で、チベット高原に源流を持つ3つの大河である金沙江(長江上流部)、瀾滄江(メコン川上流部)、怒江(サルウィン川上流部)が合流しているところで、2003年にユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されました。
三江併流とはすなわち3つの川(三江)が合流している(併流)という意味の言葉で、3つの川は平行に険しい渓谷に沿って北から南に流れています。
それぞれの川の間には6000メートルを越す氷河に覆われた高峰により分けられており、地域内の気候の多様性から動植物層が非常に豊富です。
動物種791種のうち中国固有の種が198種、植物は中国固有種の2700種を含む約6000種が生息していると言われています。
また民族的にも多くの少数民族が居住していることでも知られています
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雲崗石窟(ユンガンシークー)
雲崗石窟(ユンガンシークー)は中国(中華人民共和国)の首都北京から西へ約500キロメートル、山西省北部、大同市の西約16キロメートルの内蒙古自治区との省境近くにある武周山南麓の砂岩の断崖に、東西約1キロメートルにわたって仏像が彫られた大石窟群で、2001年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
雲崗石窟(ユンガンシークー)の存在する地域は北魏時代の450年頃から石の断崖への仏像の建造が始まり、約60年の歳月をかけて完成をみたと言われています。
武周川の北岸に続く砂岩の斜面に石窟が刻まれ、53カ所の洞窟に石の塑像が5万1000体余りもあると言われており、総面積は約40万平方キロメートルにも及びます。
この見事な雲崗石窟(ユンガンシークー)の仏教芸術の粋を集めた貴重な文化遺産は、敦煌の莫高窟、洛陽の龍門石窟と並び中国三大石窟と言われています。
東から西に向かって1窟、2窟と番号が割り振られており、中でも最も有名なものは石窟の大きさが最大である5窟の釈迦如来座像です。
雲崗石窟(ユンガンシークー) Yungang Grottoes 所在国:中国(中華人民共和国) 世界遺産登録年数:2001年 世界遺産の種類:文化遺産 |
雲崗石窟(ユンガンシークー)は中国(中華人民共和国)の首都北京から西へ約500キロメートル、山西省北部、大同市の西約16キロメートルの内蒙古自治区との省境近くにある武周山南麓の砂岩の断崖に、東西約1キロメートルにわたって仏像が彫られた大石窟群で、2001年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
雲崗石窟(ユンガンシークー)の存在する地域は北魏時代の450年頃から石の断崖への仏像の建造が始まり、約60年の歳月をかけて完成をみたと言われています。
武周川の北岸に続く砂岩の斜面に石窟が刻まれ、53カ所の洞窟に石の塑像が5万1000体余りもあると言われており、総面積は約40万平方キロメートルにも及びます。
この見事な雲崗石窟(ユンガンシークー)の仏教芸術の粋を集めた貴重な文化遺産は、敦煌の莫高窟、洛陽の龍門石窟と並び中国三大石窟と言われています。
東から西に向かって1窟、2窟と番号が割り振られており、中でも最も有名なものは石窟の大きさが最大である5窟の釈迦如来座像です。