このサイトでは、世界遺産の紹介、案内をしています。
スポンサードリンク
タキシラ
タキシラとは、都市遺跡や僧院・神殿からなる広大な遺跡群で、イスラマバードから北西に35キロメートルのところに位置する、もっとも手軽に行けるガンダーラ最大の遺跡です。
タキシラは都市遺跡の1つで、世界遺産にも登録されており、丁寧に見てまわると2〜3日かかると言われます。
タキシラシルカップ遺跡はバクトリア人の建設した都市で、ギリシャ風の彫刻がある双頭の鷲のストゥーパが示すように東西文化の融合が見られます。
ガンダーラ美術の中心がペシャワール、スワート渓谷であるのに対し、タキシラは離れた場所にありながらガンダーラ最大の都市でした。
紀元前4世紀のアレキサンダー大王の東征時には、既に都市国家が形成されており、その後のマウリヤ朝時代、バクトリア時代を通じて栄え、クシャン朝時代には”一大仏教センター”と言ってもいいほど栄えました。
5世紀にエフタル族の侵入を受け都市は破壊されました。
タキシラには、蔦の絡まった石造りのタキシラ博物館があります。
タキシラの各遺跡からの出土品が陳列されています。
《タキシラ博物館》
入場料 : 大人 4Rs、子供 2Rs。
夏の時間(4月1日〜9月30日)
08:30〜12:3014:30〜17:30
冬の時間(10月1日〜3月31日)
09:00〜16:00
休館日 : 毎月第一月曜日
タキシラ Taxila 所在国:パキスタン 世界遺産登録:1980年 種類:文化遺産 |
タキシラとは、都市遺跡や僧院・神殿からなる広大な遺跡群で、イスラマバードから北西に35キロメートルのところに位置する、もっとも手軽に行けるガンダーラ最大の遺跡です。
タキシラは都市遺跡の1つで、世界遺産にも登録されており、丁寧に見てまわると2〜3日かかると言われます。
タキシラシルカップ遺跡はバクトリア人の建設した都市で、ギリシャ風の彫刻がある双頭の鷲のストゥーパが示すように東西文化の融合が見られます。
ガンダーラ美術の中心がペシャワール、スワート渓谷であるのに対し、タキシラは離れた場所にありながらガンダーラ最大の都市でした。
紀元前4世紀のアレキサンダー大王の東征時には、既に都市国家が形成されており、その後のマウリヤ朝時代、バクトリア時代を通じて栄え、クシャン朝時代には”一大仏教センター”と言ってもいいほど栄えました。
5世紀にエフタル族の侵入を受け都市は破壊されました。
タキシラには、蔦の絡まった石造りのタキシラ博物館があります。
タキシラの各遺跡からの出土品が陳列されています。
《タキシラ博物館》
入場料 : 大人 4Rs、子供 2Rs。
夏の時間(4月1日〜9月30日)
08:30〜12:3014:30〜17:30
冬の時間(10月1日〜3月31日)
09:00〜16:00
休館日 : 毎月第一月曜日
PR
スポンサードリンク
サナア旧市街
サナア旧市街とは、アラビア半島南西にあるイエメンの首都であるサナア(サヌア)に残る旧市街地のことで、世界遺産に登録されています。
サナアは最も高い所で標高3,760メートルもの高原にあり、モンスーンの影響を受けるために雨量も多いです。
サヌア市内には粘土で作った煉瓦造りの建物があって、アラブ文化が色濃く残っています。
イスラムの都市であり、市内にはムスリム大学やモスクが数多く見受けられます。
世界最古の摩天楼都市サナアは、砂漠と海に挟まれた山岳地帯にありますが、古代より、交易によって栄え、その豊かさゆえに、抗争にさらされてきました。
サナアでは、膨らむ人口を城壁の中に詰め込むために建物を高くしていきましたが、高いものは、7階にも及びます。
ひとつの建物の中に、同じ血縁の者同士が10人から30人で部屋を分け合って住んでいることもあります。
主な建材は、土を固めただけの日干しレンガで、建物を補強するため、低層階には堅牢な石が使われています。
最上階に置かれているのは、マフラージという特別な部屋には、市街を一望することが出来ます。
サナア旧市街 Old City of Sana'a 所在国:イエメン 世界遺産登録:1986 種類:文化遺産 |
サナア旧市街とは、アラビア半島南西にあるイエメンの首都であるサナア(サヌア)に残る旧市街地のことで、世界遺産に登録されています。
サナアは最も高い所で標高3,760メートルもの高原にあり、モンスーンの影響を受けるために雨量も多いです。
サヌア市内には粘土で作った煉瓦造りの建物があって、アラブ文化が色濃く残っています。
イスラムの都市であり、市内にはムスリム大学やモスクが数多く見受けられます。
世界最古の摩天楼都市サナアは、砂漠と海に挟まれた山岳地帯にありますが、古代より、交易によって栄え、その豊かさゆえに、抗争にさらされてきました。
サナアでは、膨らむ人口を城壁の中に詰め込むために建物を高くしていきましたが、高いものは、7階にも及びます。
ひとつの建物の中に、同じ血縁の者同士が10人から30人で部屋を分け合って住んでいることもあります。
主な建材は、土を固めただけの日干しレンガで、建物を補強するため、低層階には堅牢な石が使われています。
最上階に置かれているのは、マフラージという特別な部屋には、市街を一望することが出来ます。
スポンサードリンク
グヌン・ムル国立公園
グヌン・ムル国立公園とは、2000年にユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録された自然公園のことで、ボルネオ島のマレーシア領内、北部にあるムル山の山域の保護を目的としています。
グヌンとは、現地の言葉で山という意味です。
すなわち、ムル山国立公園という日本語表記も使われることがあります。
ムル山は、山頂を含め、カルスト台地となっています。
標高は2,377メートル。
地下には、ムル洞窟群とよばれる鍾乳洞が広がっており、その総延長は約300キロメートルあるといわれます。
中でも、ディア・ケイブと呼ばれる洞窟は、世界最大で、夕刻になるとこのディア・ケイブから数百万のコウモリが飛び立ちます。
コウモリの群れは、まるで空をかける一つの生き物のようで、地元の人々は「黒い龍」と呼んでいます。
洞窟群にはコウモリやツバメが生息しているのです。
また、動植物の宝庫は洞窟群だけでなく、ボルネオ島のジャングルは、アマゾンやアフリカ大陸に存在するジャングルより古いといわれています。
中でもヤシの種類が豊富で、100種類以上が確認されています。
グヌン・ムル国立公園 Gunung Mulu National Park 所在国:マレーシア 世界遺産登録: 2000 種類:自然遺産 |
グヌン・ムル国立公園とは、2000年にユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録された自然公園のことで、ボルネオ島のマレーシア領内、北部にあるムル山の山域の保護を目的としています。
グヌンとは、現地の言葉で山という意味です。
すなわち、ムル山国立公園という日本語表記も使われることがあります。
ムル山は、山頂を含め、カルスト台地となっています。
標高は2,377メートル。
地下には、ムル洞窟群とよばれる鍾乳洞が広がっており、その総延長は約300キロメートルあるといわれます。
中でも、ディア・ケイブと呼ばれる洞窟は、世界最大で、夕刻になるとこのディア・ケイブから数百万のコウモリが飛び立ちます。
コウモリの群れは、まるで空をかける一つの生き物のようで、地元の人々は「黒い龍」と呼んでいます。
洞窟群にはコウモリやツバメが生息しているのです。
また、動植物の宝庫は洞窟群だけでなく、ボルネオ島のジャングルは、アマゾンやアフリカ大陸に存在するジャングルより古いといわれています。
中でもヤシの種類が豊富で、100種類以上が確認されています。