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ヴォルタ州、グレーター・アクラ州、セントラル州、ウェスタン州の城塞群
ヴォルタ州、グレーター・アクラ州、セントラル州、ウェスタン州の城塞群は、かつて「黄金海岸」(ゴールド・コースト)と呼ばれた西アフリカの金や奴隷の貿易拠点となった要塞と交易所の跡地です。
ガーナのギニア湾沿いの要塞群と称されることもあります。
ガーナは金の産地であったことから、ポルトガルをはじめに、イギリス、オランダなどが相次いで進出しました。
金以外の品目としては、象牙、香辛料、ゴムなどが挙げられます。
そして金の産出減少後は、奴隷貿易の中心地として交易の場となりました。
残存する代表的なものはエルミナ砦(セントジョージ要塞)、ケープコースト砦です。
ケープコースト要塞については、博物館となっていて、奴隷貿易に関する資料の展示のほか、奴隷が収容されていた牢獄もそのまま保存されており、見学することができます。
アフリカに残した傷跡の記録として、世界遺産の「負の遺産」に数えられています。
ヴォルタ州、グレーター・アクラ州、セントラル州、ウェスタン州の城塞群 Forts and Castles, Volta, Greater Accra, Central and Western Regions 所在国:ガーナ 世界遺産登録:1979年 種類:文化遺産 |
ヴォルタ州、グレーター・アクラ州、セントラル州、ウェスタン州の城塞群は、かつて「黄金海岸」(ゴールド・コースト)と呼ばれた西アフリカの金や奴隷の貿易拠点となった要塞と交易所の跡地です。
ガーナのギニア湾沿いの要塞群と称されることもあります。
ガーナは金の産地であったことから、ポルトガルをはじめに、イギリス、オランダなどが相次いで進出しました。
金以外の品目としては、象牙、香辛料、ゴムなどが挙げられます。
そして金の産出減少後は、奴隷貿易の中心地として交易の場となりました。
残存する代表的なものはエルミナ砦(セントジョージ要塞)、ケープコースト砦です。
ケープコースト要塞については、博物館となっていて、奴隷貿易に関する資料の展示のほか、奴隷が収容されていた牢獄もそのまま保存されており、見学することができます。
アフリカに残した傷跡の記録として、世界遺産の「負の遺産」に数えられています。
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ヴィルンガ国立公園
ヴィルンガ国立公園(旧アルバート国立公園)は、コンゴ民主共和国の北東部、ウガンダとルワンダ国境沿いに広がる、ヴィルンガ火山群(最高峰カリシンビ山 標高4507メートル)とエドワード湖を中心とした国立公園です。
南北約300キロ、東西約50キロにもわたって、実に多様な動物相が存在していることで知られており、中でも、カバとマウンテンゴリラの生息地として有名です。
マウンテンゴリラは世界に700頭しかいないとされている絶滅危惧種です。
その半数以上が生息しているのが、このヴィルンガ国立公園なのです。
公園内のジョンバ・サンクチュアリは、観光客にも開放されています。
ただ、隣国のルワンダ内戦、コンゴ内戦の影響で、難民流入、密猟といった問題で深刻な事態となっていて、1994年には危機遺産として登録されました。
ヴィルンガ国立公園 Virunga National Park 所在国:コンゴ(旧ザイール) 世界遺産登録:1979年 種類:自然遺産、危機遺産 |
ヴィルンガ国立公園(旧アルバート国立公園)は、コンゴ民主共和国の北東部、ウガンダとルワンダ国境沿いに広がる、ヴィルンガ火山群(最高峰カリシンビ山 標高4507メートル)とエドワード湖を中心とした国立公園です。
南北約300キロ、東西約50キロにもわたって、実に多様な動物相が存在していることで知られており、中でも、カバとマウンテンゴリラの生息地として有名です。
マウンテンゴリラは世界に700頭しかいないとされている絶滅危惧種です。
その半数以上が生息しているのが、このヴィルンガ国立公園なのです。
公園内のジョンバ・サンクチュアリは、観光客にも開放されています。
ただ、隣国のルワンダ内戦、コンゴ内戦の影響で、難民流入、密猟といった問題で深刻な事態となっていて、1994年には危機遺産として登録されました。
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アルダブラ環礁
アルダブラ環礁は、アフリカはセーシェルの、インド洋に浮かぶ、世界第二位の規模を持つ環礁(さんご礁が隆起してできた円形もしくは楕円の島)です(第一位の環礁はキリスィマスィ島)。
長さは34km、幅が14.5kmで、陸上の面積としては155.4km2、ラグーンになると224 km2にも及びます。
人の手がほとんど入らなかったため、ガラパゴス諸島同様に、独特の動物相、植物相が自然の楽園として残されています。
中でも、世界最大のゾウガメとして知られるアルダブラゾウガメが約15万頭も生息していて、これはゾウガメの生息地として世界最大の規模です。
他の生物としては、クロトキ、ノドジロクイナといった鳥類、パンダヌス・アルダブレンシスといった植物が生息しています。
現在、セーシェル島基金によって管理されていて、定住している人間としては、その自然保護スタッフのみとなっています。
アルダブラ環礁 Aldabra Atoll 所在国:セイシェル 世界遺産登録:1982年 種類:自然遺産 |
アルダブラ環礁は、アフリカはセーシェルの、インド洋に浮かぶ、世界第二位の規模を持つ環礁(さんご礁が隆起してできた円形もしくは楕円の島)です(第一位の環礁はキリスィマスィ島)。
長さは34km、幅が14.5kmで、陸上の面積としては155.4km2、ラグーンになると224 km2にも及びます。
人の手がほとんど入らなかったため、ガラパゴス諸島同様に、独特の動物相、植物相が自然の楽園として残されています。
中でも、世界最大のゾウガメとして知られるアルダブラゾウガメが約15万頭も生息していて、これはゾウガメの生息地として世界最大の規模です。
他の生物としては、クロトキ、ノドジロクイナといった鳥類、パンダヌス・アルダブレンシスといった植物が生息しています。
現在、セーシェル島基金によって管理されていて、定住している人間としては、その自然保護スタッフのみとなっています。