このサイトでは、世界遺産の紹介、案内をしています。
スポンサードリンク
ジェミラ
ジェミラはアフリカのアルジェリア民主人民共和国の北東サハラアトラス山脈の山村にある。
村の名前はアラビア語で「美しいもの」を意味します。
この地方の気候が乾燥気候のため、ローマ時代の遺跡が世界でも非常によく保存された有数の地として知られています。
遺跡は1世紀ごろのローマの植民地開拓者が建造したもので、山の地形に合わせてローマ建築が持ち込まれた点に特色があり、劇場、2つの集会場、寺院、バシリカ、アーチ、街路、住居群などが現存しています。
ローマ時代の遺跡といえば、列柱、ローマ風の彫刻、円形劇場など当時の特徴のある建造物が残されています。
幸いなことに後の時代にムスリムが一帯を制圧した時、彼らはこの村に再入植しようとはしなかったが、名前を「美しいもの」(ジェミラ)を意味するアラビア語に改称しました。
ジェミラ Dje'mila 所在国:アルジェリア民主人民共和国 世界遺産登録:1982年 種類:文化遺産 |
ジェミラはアフリカのアルジェリア民主人民共和国の北東サハラアトラス山脈の山村にある。
村の名前はアラビア語で「美しいもの」を意味します。
この地方の気候が乾燥気候のため、ローマ時代の遺跡が世界でも非常によく保存された有数の地として知られています。
遺跡は1世紀ごろのローマの植民地開拓者が建造したもので、山の地形に合わせてローマ建築が持ち込まれた点に特色があり、劇場、2つの集会場、寺院、バシリカ、アーチ、街路、住居群などが現存しています。
ローマ時代の遺跡といえば、列柱、ローマ風の彫刻、円形劇場など当時の特徴のある建造物が残されています。
幸いなことに後の時代にムスリムが一帯を制圧した時、彼らはこの村に再入植しようとはしなかったが、名前を「美しいもの」(ジェミラ)を意味するアラビア語に改称しました。
PR
スポンサードリンク
サン-ルイ島
サン-ルイ島はアフリカ西部のセネガルのセネガル川の河口にあります。
サン-ルイ島という名前はセネガルが昔フランスの植民地だったころの名残を見せています。
植民地だった年代は1638年から1960年までですが、当時はゴムの原料や象牙の輸出港として発展するとともに、奴隷貿易の中心地としても重要な役割を担いました。
こうした貿易の中心地として発展したサン−ルイ島の中心地のサン−ルイは、かつてのフランス領西アフリカの首都でした。
当時の面影を残す19世紀半ばの都市整備によって築かれた、木製のバルコニーや赤い瓦屋根をもつコロニアル風の家並みは、今でも往時の面影を偲ばせています。
その町の古い街並みは、植民地時代に計画的に整備された都市の建造物群が現存しているため、西アフリカにおける植民地支配の様子を現代に伝える貴重な例証となっています。
名称サン=ルイ(聖なるルイ)は聖王ルイにならったものであるとともに、当時在位していたルイ大王にちなむものであったといわれています。
こうした歴史的町並みが世界遺産として価値があるとして2000年にユネスコに登録されました。
サン-ルイ島 Island of Saint-Louis 所在国:セネガル共和国 世界遺産登録:2000年 種類:文化遺産 |
サン-ルイ島はアフリカ西部のセネガルのセネガル川の河口にあります。
サン-ルイ島という名前はセネガルが昔フランスの植民地だったころの名残を見せています。
植民地だった年代は1638年から1960年までですが、当時はゴムの原料や象牙の輸出港として発展するとともに、奴隷貿易の中心地としても重要な役割を担いました。
こうした貿易の中心地として発展したサン−ルイ島の中心地のサン−ルイは、かつてのフランス領西アフリカの首都でした。
当時の面影を残す19世紀半ばの都市整備によって築かれた、木製のバルコニーや赤い瓦屋根をもつコロニアル風の家並みは、今でも往時の面影を偲ばせています。
その町の古い街並みは、植民地時代に計画的に整備された都市の建造物群が現存しているため、西アフリカにおける植民地支配の様子を現代に伝える貴重な例証となっています。
名称サン=ルイ(聖なるルイ)は聖王ルイにならったものであるとともに、当時在位していたルイ大王にちなむものであったといわれています。
こうした歴史的町並みが世界遺産として価値があるとして2000年にユネスコに登録されました。
スポンサードリンク
サロンガ国立公園
サロンガ国立公園はコンゴ民主共和国のほぼ中央部に位置し、アフリカ最大の最大の熱帯原生林が残っていますが、近年、国立公園付近の人口増加やそれに伴う、耕地拡張・森林伐採などにより自然環境の破壊が進み、さらに、コンゴ民主共和国の政情の不安定さなどもあり、1999年に「危機にさらされている世界遺産」リストに加えられました。
サロンガ国立公園はアフリカ最大の熱帯多雨林保護区で、アフリカ第2の規模を誇る広大な国立公園です。
コンゴ川の支流により周辺から隔絶された密林は野生動物の宝庫で、ボノビと呼ばれるピグミーチンパンジー約2万頭のほか、オカピやミズジャコウネコなど絶滅が懸念される動物が多数棲息しています。
密猟増加や森林伐採により、貴重な生態系の維持が危ぶまれています。
このような背景から世界遺産に登録された基準は以下のものとなっています。
生態系や動植物の進化発展に関する生態学的、生物学的過程を示す重要な例であり、ひときわ優れた自然美、及び美的要素をもつ自然現象・地域とされています。
サロンガ国立公園 Salonga National Park 所在国:コンゴ民主共和国 世界遺産登録:1984年 種類:自然遺産、危機遺産 |
サロンガ国立公園はコンゴ民主共和国のほぼ中央部に位置し、アフリカ最大の最大の熱帯原生林が残っていますが、近年、国立公園付近の人口増加やそれに伴う、耕地拡張・森林伐採などにより自然環境の破壊が進み、さらに、コンゴ民主共和国の政情の不安定さなどもあり、1999年に「危機にさらされている世界遺産」リストに加えられました。
サロンガ国立公園はアフリカ最大の熱帯多雨林保護区で、アフリカ第2の規模を誇る広大な国立公園です。
コンゴ川の支流により周辺から隔絶された密林は野生動物の宝庫で、ボノビと呼ばれるピグミーチンパンジー約2万頭のほか、オカピやミズジャコウネコなど絶滅が懸念される動物が多数棲息しています。
密猟増加や森林伐採により、貴重な生態系の維持が危ぶまれています。
このような背景から世界遺産に登録された基準は以下のものとなっています。
生態系や動植物の進化発展に関する生態学的、生物学的過程を示す重要な例であり、ひときわ優れた自然美、及び美的要素をもつ自然現象・地域とされています。