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ノエル・ケンプ・メルカード国立公園
ノエル・ケンプ・メルカード国立公園は、ボリビア北東部にあり、アマゾン川流域では最大の広さを有する国立公園です。
10億年以上前の先カンブリア時代の地層も見られる、この公園の敷地面積は岩手県ほどで、標高200mの平原から標高750mの山頂部までの間に、常緑樹林、セラード、草原、湿地など変化に富んだ景観が見られます。
ワンチャカ高地は、何百年もの間、周囲と隔絶されていたために、その植生は独自の進化の過程をたどりました。
密林に覆われた公園内は、年平均気温が25〜26℃で、動植物の宝庫と言われています。
総面積1万5,230平方キロメートルというアマゾン流域で最大規模を誇る国立公園で、常緑樹林、イネ科植物や潅木がまばらに生えるセラードといわれる地域、草原、湿地など変化に富んだ地域によって構成されています。
何百万年も周囲と隔絶されて独自の進化を遂げた植生が見られるワンチャカ高地があるほか、オオアルマジロやオオカワウソ、オオアリクイなどの絶滅が危惧される希少種を含め、多くの動植物が生息する自然の宝庫です。
2700種の植物、620種の鳥類、125種の哺乳類が確認されています。
また、絶滅危惧種のオオアルマジロ、危急種のオオカワウソやオオアリクイなども棲息しています。
2000年にユネスコの世界遺産に登録されました。
2007年現在でボリビア唯一の世界自然遺産です。
この国立公園は1979年6月28日に設定されました。
当初はウアンチャカ国立公園(Parque Nacional Huanchaca)でしたが、後にこの公園での調査・研究に尽力した学者ノエル・ケンプ・メルカードを記念して、現在の名称に成りました。
ノエル・ケンプ・メルカード国立公園 Noel Kempff Mercado National Park 所在国:ボリビア 世界遺産登録:2000年 種類:自然遺産 |
ノエル・ケンプ・メルカード国立公園は、ボリビア北東部にあり、アマゾン川流域では最大の広さを有する国立公園です。
10億年以上前の先カンブリア時代の地層も見られる、この公園の敷地面積は岩手県ほどで、標高200mの平原から標高750mの山頂部までの間に、常緑樹林、セラード、草原、湿地など変化に富んだ景観が見られます。
ワンチャカ高地は、何百年もの間、周囲と隔絶されていたために、その植生は独自の進化の過程をたどりました。
密林に覆われた公園内は、年平均気温が25〜26℃で、動植物の宝庫と言われています。
総面積1万5,230平方キロメートルというアマゾン流域で最大規模を誇る国立公園で、常緑樹林、イネ科植物や潅木がまばらに生えるセラードといわれる地域、草原、湿地など変化に富んだ地域によって構成されています。
何百万年も周囲と隔絶されて独自の進化を遂げた植生が見られるワンチャカ高地があるほか、オオアルマジロやオオカワウソ、オオアリクイなどの絶滅が危惧される希少種を含め、多くの動植物が生息する自然の宝庫です。
2700種の植物、620種の鳥類、125種の哺乳類が確認されています。
また、絶滅危惧種のオオアルマジロ、危急種のオオカワウソやオオアリクイなども棲息しています。
2000年にユネスコの世界遺産に登録されました。
2007年現在でボリビア唯一の世界自然遺産です。
この国立公園は1979年6月28日に設定されました。
当初はウアンチャカ国立公園(Parque Nacional Huanchaca)でしたが、後にこの公園での調査・研究に尽力した学者ノエル・ケンプ・メルカードを記念して、現在の名称に成りました。
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ティヤ
エチオピアには4つの世界遺産 (文化遺産) があります。
ティヤ (Tiya) はエチオピア南西部の州シェワにある村です。
首都アディスアベバからは南西方向におよそ230km行った所に位置しています。
エチオピアの人口統計では2005年のティヤ村の人口は3363人と小さな村です。
アジスアベバから車で1時間半ほど南西に下った所にあるティヤの遺跡は、もっとも手軽に見ることができる世界遺産です。
様々なモチーフが施された36基の石碑が立ち並ぶティヤはアジスアベバから100kmほど南にある遺跡です。
この石碑群は謎だらけで、今でもいつ頃の年代に、何の為に作られたのか、全くわかっていないそうです。
石碑に描かれているレリーフについても何を意味しているのかなど殆ど何も分っていません。
この石碑群が古代エチオピアの文化を今に伝える遺跡として大変貴重なものとされています。
800年ほど前に造られたという以外は、ほとんど謎とされたままで、見る者の想像力を大いにかき立ててくれます。
ティヤ村周辺では来歴が未解明の石碑群が発見されており、1980年にユネスコの世界遺産に登録されました。
ティヤ Tiya 所在国:エチオピア 世界遺産登録:1980年 種類:文化遺産 |
エチオピアには4つの世界遺産 (文化遺産) があります。
ティヤ (Tiya) はエチオピア南西部の州シェワにある村です。
首都アディスアベバからは南西方向におよそ230km行った所に位置しています。
エチオピアの人口統計では2005年のティヤ村の人口は3363人と小さな村です。
アジスアベバから車で1時間半ほど南西に下った所にあるティヤの遺跡は、もっとも手軽に見ることができる世界遺産です。
様々なモチーフが施された36基の石碑が立ち並ぶティヤはアジスアベバから100kmほど南にある遺跡です。
この石碑群は謎だらけで、今でもいつ頃の年代に、何の為に作られたのか、全くわかっていないそうです。
石碑に描かれているレリーフについても何を意味しているのかなど殆ど何も分っていません。
この石碑群が古代エチオピアの文化を今に伝える遺跡として大変貴重なものとされています。
800年ほど前に造られたという以外は、ほとんど謎とされたままで、見る者の想像力を大いにかき立ててくれます。
ティヤ村周辺では来歴が未解明の石碑群が発見されており、1980年にユネスコの世界遺産に登録されました。
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ティパサ
ティパサは、アルジェリア沿岸部にあるティパサ県の県庁所在地です。
1857年に建造されたその近代的な町並みは、砂浜でひときわ目立っています。
町の名前はアラビア語で「荒廃した都市」の意味を持ちます。
その名前の由来となった古代ローマの遺跡群が町には残り、ユネスコの世界遺産にも登録されています。
この町は紀元前7世紀にカルタゴが建設し、後にローマの植民地になり、北アフリカでもっとも重要なキリスト教徒住居区になりました。
とくに、後4世紀建造のバシリカ大聖堂はアルジェリア最大の規模を誇りました。
遺跡の管理体制が整わず、破壊や略奪などが多いため、危機遺産に登録されています。
クラウディウス帝のときに古代ローマの軍事拠点とされたあと、市 (municipium) になった。
その都市は海を見下ろす3つの小丘の上に建てられました。
家々のほとんどは中央の丘に建てられましたが、その痕跡は残っていません。
そのかわりに、西の丘の大バシリカ (Great Basilica) とアレクサンデル大聖堂 (Basilica Alexander)、東の丘の聖サルサ大聖堂 (Basilica of St Salsa) の計3つの教会堂、2つの墓地、浴場、劇場、アンフィテアトルムなどの廃墟は残っています。
また、城壁のラインは明瞭に辿ることが出来るし、東の丘のふもとには港跡があります。
ティパサ Tipasa 所在国:アルジェリア 世界遺産登録:1982年 種類:文化遺産 |
ティパサは、アルジェリア沿岸部にあるティパサ県の県庁所在地です。
1857年に建造されたその近代的な町並みは、砂浜でひときわ目立っています。
町の名前はアラビア語で「荒廃した都市」の意味を持ちます。
その名前の由来となった古代ローマの遺跡群が町には残り、ユネスコの世界遺産にも登録されています。
この町は紀元前7世紀にカルタゴが建設し、後にローマの植民地になり、北アフリカでもっとも重要なキリスト教徒住居区になりました。
とくに、後4世紀建造のバシリカ大聖堂はアルジェリア最大の規模を誇りました。
遺跡の管理体制が整わず、破壊や略奪などが多いため、危機遺産に登録されています。
クラウディウス帝のときに古代ローマの軍事拠点とされたあと、市 (municipium) になった。
その都市は海を見下ろす3つの小丘の上に建てられました。
家々のほとんどは中央の丘に建てられましたが、その痕跡は残っていません。
そのかわりに、西の丘の大バシリカ (Great Basilica) とアレクサンデル大聖堂 (Basilica Alexander)、東の丘の聖サルサ大聖堂 (Basilica of St Salsa) の計3つの教会堂、2つの墓地、浴場、劇場、アンフィテアトルムなどの廃墟は残っています。
また、城壁のラインは明瞭に辿ることが出来るし、東の丘のふもとには港跡があります。