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ラ・ルヴィエールとル・ルーにあるサントル運河の4つのリフトとその周辺 (エノー州)
ルビエールとル・ルーの中央運河閘門は、ベルギーのエノー州、州都モンスの東方10数キロにある、水力式のボート・リフトです。
ボートリフトとは、いわば船のエレベーターのことです。
これは、ムーズ川とエスコー川のドックを連絡するためにつくられたサントル運河は、二つの川との間に、67メートルもの高低差があることから、この問題を解決するために建造されたものです。
まず、1888年、Houdeng-Goegniesに15.4メートルのリフトが開設されました。
後に、1917年、16.93メートルの閘門が3つ、Houdeng-Aimeries、Strepy-Bracquegnies、Thieuの場所に設けられました。
巨大なボートリフトは二重になっていて、二つの垂直に移動するタンクが鉄柱によって、配置されています。
水圧式でつながれた二つの柱は、釣り合いがとれるようになっていて、一つが上がれば、もう一つが下がるような仕組みとなっています。
この閘門が開設されたことで、ドイツからフランスへ水路で直通できるルートが確立されました。
現在も建造当初の仕組みのままで稼動していますが、2002年、新たに、単独で高低差73メートルの昇降を可能とする世界最大級のストレピ=ティウ・ボート・リフトが稼動したことから、ラ・ルヴィエールとル・ルーにあるサントル運河の4つのリフトは、主に、観光用として用いられています。
世界遺産としては、この四つの閘門だけでなく、運河上の橋梁や建築物などの施設をも含むラ・ルヴィエール、ル・ルーの敷地全体が対象となっています。
19世紀におけるベルギーの産業の様子がどのようなものであったかを垣間見ることが出来ます。
中央運河にかかる4機の水力式リフトとその周辺のラ・ルヴィエール及びル・ルー(エノー) The Four Lifts on the Canal du Centre and their Environs, La Louviere and Le Roeulx (Hainault) 所在国 : ベルギー 世界遺産登録:1998年 種類:文化遺産 |
ルビエールとル・ルーの中央運河閘門は、ベルギーのエノー州、州都モンスの東方10数キロにある、水力式のボート・リフトです。
ボートリフトとは、いわば船のエレベーターのことです。
これは、ムーズ川とエスコー川のドックを連絡するためにつくられたサントル運河は、二つの川との間に、67メートルもの高低差があることから、この問題を解決するために建造されたものです。
まず、1888年、Houdeng-Goegniesに15.4メートルのリフトが開設されました。
後に、1917年、16.93メートルの閘門が3つ、Houdeng-Aimeries、Strepy-Bracquegnies、Thieuの場所に設けられました。
巨大なボートリフトは二重になっていて、二つの垂直に移動するタンクが鉄柱によって、配置されています。
水圧式でつながれた二つの柱は、釣り合いがとれるようになっていて、一つが上がれば、もう一つが下がるような仕組みとなっています。
この閘門が開設されたことで、ドイツからフランスへ水路で直通できるルートが確立されました。
現在も建造当初の仕組みのままで稼動していますが、2002年、新たに、単独で高低差73メートルの昇降を可能とする世界最大級のストレピ=ティウ・ボート・リフトが稼動したことから、ラ・ルヴィエールとル・ルーにあるサントル運河の4つのリフトは、主に、観光用として用いられています。
世界遺産としては、この四つの閘門だけでなく、運河上の橋梁や建築物などの施設をも含むラ・ルヴィエール、ル・ルーの敷地全体が対象となっています。
19世紀におけるベルギーの産業の様子がどのようなものであったかを垣間見ることが出来ます。
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古代都市ボスラ
古代都市ボスラは、シリアの首都ダマスカスから南におよそ150キロ先に位置するオアシス都市ボスラに遺されています。
ダマスカスからはバスで約2時間半の所要時間でアクセスできます。
ヨルダンとの国境にもほど近いです。
西には地中海、南には紅海、南東はペルシャ湾へという交通上、絶好の要衝でもあったことから、ローマ帝国の州都として繁栄しました。
ローマの都市計画にのっとって建設されており、ビザンチン様式の建物が数多く残っています。
その多くは、2世紀ごろ、ローマのトラヤヌス帝が作らせたもので、有名なところでは、コリント式の円柱が見事なシタデル・ローマ劇場、市場(アゴラ)、水利施設、浴場などが挙げられます。
建造物の多くは玄武岩で作られていることから、古代都市ボスラには黒茶のイメージが強く残ります。
古代都市ボスラ Ancient City of Bosra 所在国 : シリア 世界遺産登録:1980年 種類:文化遺産 |
古代都市ボスラは、シリアの首都ダマスカスから南におよそ150キロ先に位置するオアシス都市ボスラに遺されています。
ダマスカスからはバスで約2時間半の所要時間でアクセスできます。
ヨルダンとの国境にもほど近いです。
西には地中海、南には紅海、南東はペルシャ湾へという交通上、絶好の要衝でもあったことから、ローマ帝国の州都として繁栄しました。
ローマの都市計画にのっとって建設されており、ビザンチン様式の建物が数多く残っています。
その多くは、2世紀ごろ、ローマのトラヤヌス帝が作らせたもので、有名なところでは、コリント式の円柱が見事なシタデル・ローマ劇場、市場(アゴラ)、水利施設、浴場などが挙げられます。
建造物の多くは玄武岩で作られていることから、古代都市ボスラには黒茶のイメージが強く残ります。
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ロスキレ大聖堂
ロスキレ大聖堂(Roskilde Domkirke デンマーク語)はデンマークの首都コペンハーゲンの西側近郊に位置するシェラン島ロスキレ県にあります。
コペンハーゲンから鉄道で約30分ほどでアクセスすることができます。
ロスキレは10世紀から1416年にコペンハーゲンに移転するまで、デンマーク王国の首都として機能していました。
ロスキレ大聖堂は、ロスキレがまだデンマークの首都であった、12〜13世紀の間に50年以上もの年月をかけて建築されました。
レンガ造りの、ロマネスク様式とゴシック様式が混合した様式になっています。
また15世紀以降の歴代のデンマーク国王が葬られてきた場所としても知られており、デンマーク王国の象徴的存在といえるでしょう。
ロスキレ大聖堂 Roskilde Cathedral 所在国 : デンマーク 世界遺産登録:1995年 種類:文化遺産 |
ロスキレ大聖堂(Roskilde Domkirke デンマーク語)はデンマークの首都コペンハーゲンの西側近郊に位置するシェラン島ロスキレ県にあります。
コペンハーゲンから鉄道で約30分ほどでアクセスすることができます。
ロスキレは10世紀から1416年にコペンハーゲンに移転するまで、デンマーク王国の首都として機能していました。
ロスキレ大聖堂は、ロスキレがまだデンマークの首都であった、12〜13世紀の間に50年以上もの年月をかけて建築されました。
レンガ造りの、ロマネスク様式とゴシック様式が混合した様式になっています。
また15世紀以降の歴代のデンマーク国王が葬られてきた場所としても知られており、デンマーク王国の象徴的存在といえるでしょう。